声援と虫の音
午前中、近くの小学校から、運動会の予行演習と思われる放送が聞こえていました。
たぶん週末あたりが運動会なのでしょう。晴れると良いですね。
そういえば以前、「運動会の放送や歓声がうるさい」と、苦情を言われた学校があると言う話を読んだことがあります。学校の直ぐ隣に建つマンションの住人からの苦情だったと記憶していますが、今は何でも苦情の原因になってしまうのですね。
風鈴の音がやかましいと、怒鳴り込まれたと言う話しもありました。
こうなると何が大丈夫で、何がダメという判断が出来ません。
家の防音性能・遮音性能を向上させれば良いと言う話とは、まったく別の次元の話ですね。
ここ数日で、すっかり秋めいて、夜、窓の外から虫の音が、それこそ喧しいぐらいに聞こえてきます。
TVなぞ消して、虫の音を肴に呑めるほどです。
運動会で元気に声を張り上げる子供達の声援は、希望の声だと思います。
親の希望、地域や町の希望、大きく言えば日本の希望の声です。
そして虫の音もまた、地域の環境や自然を繋ぐ、希望の音色だと言えます。
何かに耳を塞ぐことは簡単ですが、何かに耳を澄ますことも、それほど難しいことではありません。
どちらを選ぶかもまた、それほど難しく無いように思えるのですが、さて。
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