昨日の日曜日、午後から新宿にて某住宅の打ち合わせ。
変更箇所などが出たものの、実りある打ち合わせで、とても有意義でした。
夕方には打ち合わせを終えましたが、何処にも寄ることなく、そのままロマンスカーで小田原に。
今朝は朝から、改修工事現場に行って来ました。
朝夕寒いのに、昼間は嘘のように暑くてマイッタ！
もともと鶏舎だった建物の外壁は、小波板が貼られている。
だが骨組みはシッカリしており、とても築40年以上の建物とは思えない。
その理由の一つには、断熱材が入っていなかったことが関係していると思っているのだが、話すと長くなるので割愛。とにかく、壁体内・屋根への風の通りの良さが大切だと言うこと。
外壁材を剥がされて、剥き身の状態の建物は、なんだか可愛い（笑）
建物の反対側も、同じように解体してしまう。
白蟻の被害などもなく安心していたのだが、一箇所だけ土台の腐食を発見した。
道路面との高さの問題から、基礎の立ち上がりが少なくなってしまい、土台が雨水に晒されていた唯一の箇所。幅にして約二間(3.64m)。
クライアントを交えて相談した結果、この間は土台を撤去交換し、地面の一部を切り欠いて排水溝を設け、土台に雨水が掛からないように高さを確保することで対応しようと方針が決まる。
改修工事の特徴で、工事の初期の頃に、こうした緊急の打ち合わせが必要となる事が多い。
ちなみにクライアントは今日の午後から仕事の関係で、豪州へ出発する。
お出掛け前に話せて良かった。
そんなこんなで、改修工事は、まだ始まったばかり。
天工舎一級建築事務所
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