月が変わると、解体工事の始まる木工所の建て直し計画。
既存建物には、隣家との境にコンクリートブロック塀が立てられている。
高さ約20cmの基礎の上には、CBが7段積み上げられており、その総高さは1.6m。
今の基準では、高さが1.2mを超える塀を設ける場合、横幅3.4mごとに転倒防止用の控え壁を設けなければならない。小田原でも大きな地震がくると予想されている中、建物を安全に造ることは勿論ですが、敷地周囲の問題箇所を改善することも、とても重要な地震対策だといえます。
自信のため、隣家のため、周辺を歩く人のため、つまり街のために。
家の新築や増改築の際には、そういう視点も持ちたいですね。
天工舎一級建築事務所
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