近所のおじさんが、自転車にC●Cを吹いた後に、玄関扉の鍵穴にも吹きつけようとしていた。
挨拶がてら声を掛けると、鍵の開け閉めの際に引っ掛かりがあり、違和感を覚えるとのこと。
なるほど･･････。
でも鍵穴にC●Cを吹くのは、どうだろう？
鍵穴の動きをスムーズにするには、そのスプレーを吹き付けるよりも、鍵に鉛筆を擦り付けた方が有効だと思うけど。
もともとそのスプレーは潤滑材と言うよりも、「錆落とし材」に近いもので、自転車だって全ての箇所に吹き付けて良いものでもない。吹き付ける場所に拠っては、マイナス効果が出る事だってある。
――なんて感じで説明してあげると、おじさんは妙に感心して聞いてくれた（笑）
その上で、いつも持ち歩いている筆箱の中から、3Bのホルダー(製図用の太いシャーペンみたいな物)を取り出し、おじさんの鍵を鉛筆で擦り、鍵穴に差し込んで何度かガチャガチャと回してみた。
なんとなくだけど、動きが良くなったようだと喜んでくれた。
良かった良かった。
ちなみに上の写真のような、鍵穴を差し込む物は「錠」であり、「鍵」ではない。
鍵は、キーホルダーをぶら下げて持ち歩く方のことを言う。
あらためて書くと、「そんなこと知っとるワイ！」と叱られそうだが、ふだんは錠を鍵と呼ぶことも多いので念のため（笑）
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