配管に積もるのは歴史
木工所の既存建物解体工事は、着工から3日目を迎えている。
隣家とギリギリに接しているため、慎重な作業が必要。
建物の中には作業を行うために必要だった配管や、その付属物が残されている。
メーター類の上に積もった木屑は、ここで長く作業が行われてきたことの証。
なんせ会社設立は昭和46年なのだから、木屑一つにも思い出がある。
天井から伸びた配管の数々は、エアー配管。
簡単に言えば、コンプレッサーに繋がった圧縮空気のスプレー用配管。
この空気のスプレーによって、木屑などを吹き飛ばす。
なんか、こういうのってカッコイイと思ってしまう。
だから作業場の中は、何処も彼処も木屑で真っ白。
勿論、掃除は小まめにしている上での、この状態。
大変な作業なのですね。
新しく造る木工所にも、大なり小なり、このような配管が這う予定。
そう言う雰囲気、結構好きです。
解体工事が進む中、見積もりの依頼作業に入ります。
天工舎一級建築事務所
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