地質調査の立会い■木工所


既存建物の解体工事も終えたので、ようやく地質調査を行う木工所の新築計画。
今朝はその立会い。
SS
建物が木造と言うこともあり、調査方法は「スェーデン式サウンディング調査」。
鉄の棒を地面の中に差し込んでいき、その抵抗から地盤の強弱や地層を読み取るというもの。
今回の建物用途は工場だが、木造住宅ならば、ほとんどがこの調査方法を採っている筈。
調査は、建物の四隅と中央部の計5箇所行うのが基本。
三角の建物なら4箇所かもしれないが・・・。
地盤の様子だが、解体工事が終わったばかりということもあり、表層部がやや柔らかい。
重機で深く掘りすぎたのか? 調査に立ち会ったのは最初の1本だけだったので、残り箇所の様子次第では、地盤補強も必要かもしれない。
ちなみに調査に立ち会う際には、漫然と眺めていてはいけません。
最低でもロッドの先端ぐらいは、見せて貰いましょう。
ロッド先端
このロッドの先端が丸まってしまっている物で調査を行うと、調査結果に狂いが生じるので。
ロッドの先端が丸いと、地盤に入り難くなってしまいます。
その結果、「この地盤は固い」という結果になり、補強が必要な柔らかい地盤なのに、補強しないで建物を造ってしまうことに成りかねませんからね。
ちなみにこの調査会社さんは、2週間ごとにロッドを新品の物と交換するそうです。
このロッどは交換したばかりとのこと・・・・・・・GOOD!(笑)
調査結果は来週です。
天工舎一級建築事務所
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