ゲリラ豪雨は水瓶には降らない


今日も雨。
夏の強い日差しからは免れているが、その反面、昨日辺りもゲリラ豪雨が凄かった。
都内や神奈川県内では大規模な停電が起こり、その影響か電車さえも止まったほど。
水位の低い道路では車が水没し、身動き出来なくなる始末。
降らないときは全く降らないのに、一度振り出すと限度が無い。
昔なら、夏の夕方には夕立が降り、その日一日の暑さを洗い流してくれたものだが、今はそんな風情が微塵も無い。洗い流すのは暑さではなく、人や車や自転車だったりする。
それほど激しく降るくせに、首都圏の水瓶と呼ばれるダムには水が無いと聞く。
一体どうなっているのだろう?
なぜ、ダムにゲリラ豪雨は降らないのだろう。
もともとゲリラ豪雨も夕立も、積乱雲の発生が原因の雨。
急激な上昇気流が発生し、瞬く間に雨雲が黒く固まり、次の瞬間、ドォーッと雨が降る。
なぜ都会でばかり発生し、ダムの上流で発生しないのか。
必要な場所には降らず、必要でない場所に降るから災害と呼ばれるのだろうが、釈然としない。
積乱雲
そう言えば、雨漏りしていたあの店舗、その後、対策措置に関するご相談が無いままだが、どうするつもりなのだろう。然るべき対応を取らないと、後にずらせばずらすほど被害は広がると思うのだが、けして少なくない費用も掛かるし、アプローチするのも難しいところ……。
せめて激しい雨が降らないことを祈りたい。