真夏に冷や汗でしたが


昨日の夕方、奈良・大阪地方に震度6から7程度の地震が発生すると、緊急地震警報がありました。
携帯に、あの嫌な ヴィーンヴィーン という音が鳴り、少し慌てました。
警報に続き、小田原には震度4程度の地震が55秒後に到達する見込みとの情報も入ります。
実はその時、住宅の設計監理契約の真っ最中!
5歳になる建築主のお嬢さんは、打合せテーブルの下に潜り込み、私は万が一に備えて事務所の玄関扉を開け、ラジオを点けて情報入手の準備。
でも地震は来ません。
予想の時刻を過ぎても地震は来ず、無事に設計監理契約も済ませることができ、諸々安心しました。
新幹線をはじめ、電車等のダイヤが大きく乱れたと知ったのは夜のニュース。
けっこう、大変な騒ぎだったのですね。
あの暑さの中、冷房の止まった車内に長時間閉じ込められた方は、大変だったと思います。
でも本当に警報どおりの地震がきていたとしたら、今朝の日本の様子は一変していたことでしょう。
警報が鳴ったときに、いち早く机の下に潜り込んだ子供の姿を、大人は真剣に受け止め、褒めてあげるべきだったと思いました。何事も無く笑えたことは、不幸な事ではないと思うのです。
「警報の信頼性を高めないと、今後誰も信用しなくなる」と、TVのキャスターさんは語っていましたが、そんな貴方は机の下に隠れ、身の安全を図ったのでしょうか?
「本当に地震が来なくて良かったですね」の言葉の後に、精度云々の話をするべきだとは思います。
昨日と同じように、今日も暑い一日になりそうですが、昨日と同じように、平穏に過せる事に感謝。
さて本日も、打合せの予定が重なっています。