計画中の住宅の概算費用を計算中。
消費税が上がるのか? 上がるなら何パーセント上がるのか? と、言ったことにも一喜一憂する今、とても概算費用を計算し難い時期。なんせ消費税が3%違ってくると、建物の規模に拠っては、数10万から、その一桁上まで金額が変わる可能性があるのですからね。
さらに悩ましいのは、窓の値段が変わること。
今、家を建てようと考えている人なら、そんな情報はご存知でしょうが、来年からサッシの値段が
ドーン!と上がります。半沢直樹じゃ無いですが、今、サッシ屋さんに見積もりを依頼すると
「来年からサッシの値段は倍返しだ!」
・・・・・・なんて感じの見積もりが出てきます。(いや、冗談抜きで)
値段が上がるのは、防火性能を有したサッシ。
詳しく書くのは何かと差し障りがありそうですが、簡単に言えば防火性能の基準が刷新されるから。
今の段階では、開閉形状や大きさにも制限があるようですが、詳細は未定。
これ、具体的にどのぐらいの金額が変わるかと言うと・・・・・・。
例えば30坪の木造住宅で、工事金額が2000万円の家を計画したとしましょう。
この時、鋼製建具と呼ばれるサッシ工事費用の割合は、約5.5%。(あくまでも目安)
2000万円の5.5%は、110万円。
これが来年からは180万円から200万円ぐらいに、跳ね上がると言われています。
家を建てる人も悩ましいですが、家を考える側も、何かと悩ましい時期だったりします。
設計者さんと上手く相談しながら、対処しましょうね。