地盤補強工事■羽根付き鋼管杭


栄町の家は、今日から本格的な工事が始まる。
まずは地盤補強の作業から。
前面道路は道幅こそ狭くはないが、一方通行道路で、そこに辿り着くまでに狭い道路を90度に曲がらなければならない。したがって大型の重機や、長い材料の搬入や据え付けには少々難がある。
そんな道路事情と地盤の状況から考えて、今回選択した地盤補強方法は、羽根付き鋼管杭。
正式には、「小口径管回転圧入工法」という。
鋼管杭の先端にスクリュー状の羽根が設けられており、回転させながら沈めていく。
今回は長さ4.5mの杭を、建物の下に38本ほど設置する。
こんなの ↓
羽根付き鋼管杭
杭先端に設けられた羽根が、これ  ↓
羽根付き鋼管杭
建物の基礎の下に、捩じ込むように沈められていく。
羽根付き鋼管杭 施工
基礎底板の下にまで埋め込むので、レベルを見ながら慎重に沈められていく。
羽根付き鋼管杭 施工の様子
杭頭処理までを今日中に行いたいので、雨が降らないことを祈る。