『樽』が届きました!


樽と言っても酒樽のことではなく、クロフツの名作ミステリ『樽』の新訳版です。
前々から出るとは聞いていたのですが、遂に出ました!
帯は有栖川有栖さんが、書かれています。
東京創元社さん、エライ! それにありがとうございます!
もうホント、舐めるようにして読みます。
『樽』
ミステリファンに、「御薦めのミステリを10本教えて」と尋ねたら、9割ぐらいの方が、この『樽』は外さないでしょう。1920年に書かれた作品ですが、論理的思考の道筋は、ミステリの教科書的な雰囲気さえ持っています。新訳と言うことで、読み易くなっていると期待できます。
本当に、頁を舐め舐め読んでやる~(笑)

コメント

  1. 岩脇 より:

    ベスト10には絶対入れます(・∀・)/
    新訳はサラサラしていて、じっくり舐め舐めするにはちょっと物足りなかったですねえ(:_;)
    旧版を舐め舐めしすぎ(+_+)?

  2. 安井俊夫 より:

    あっさりですかー!
    それは以外です。
    岩脇さんの仰るとおりで、旧約本を舐め舐めし過ぎでは?(笑)

  3. 岩脇 より:

    これがサクサク読める現代的な翻訳なんでしょうねえ!
    文字を大きく、ページを薄く、言葉を切り詰め、映画の字幕的?
    【原文】‘It could not.The thing’s altogether impossible.’
    【大久保訳】「できませんね。そんなことはまったく不可能です」
    【新訳】「できません。不可能です」

  4. 安井俊夫 より:

    たしかに翻訳物って、訳者によって大きくイメージが変わってしまいがちですね。
    シンプルでサクサク読める感もありますが、まどろっこしいぐらいの英語的会話の流れに
    面倒臭いと思いつつも、憧れて読んでいた時代が、私にもありました。
    時代の変革というよりも、まだ読んだことの無い方への、誘い的翻訳と考えても良いかもしれませんね。