現場から手掛かりが消えた！

南町の家の現場に行くと、大切な手掛かりが消えていることに気付いた。
手掛かりとは、窓を開け閉めする際に、指を引っ掛ける場所のことだ。
下の写真は、引違い窓の右側の障子。

これは防火サッシの基準が変わったことをきっかけに、窓の形状が変わったことに起因している。
もちろんメーカーによっては従来の物と同じで、手掛かりがある物もある。
引違い窓の左側には指を差し込む凹みが、今までと同じように設けられているが、窓の右側にはそれが無いということ。

それでは右側の窓は、どうやって開けるかと言うと、窓の下にこんなボッチが設けられており、ここをつまんで開け閉めする。

窓を開ける時はともかく、閉める時に指を挟んでしまいそうで、ちょっと怖いかも。
慣れるまでは用心が必要。
とくに小さなお子さんがいる家では、サッシの選定に注意しよう。