箱根小田原物語

朝から箱根で現調と打ち合せ。資料館とラウンジの機能を持つ建物の、演出と広告、そして適切な活用方法に関しての御相談。どこか広告代理店的な作業と呼んだ方が、近いかもしれない。

凄い資料が、とにかく沢山ある。そして面白い話が、ドンドン聴ける。でもそのことを上手く、外に告知できない。いや、一部の専門家の方々にとっては、有名過ぎる場所なのだが、それだけではコア過ぎる。だからもう少しだけ、上手に告知をしたい。その為には、様々な分野の専門家の力が必要。勿論、多方面に顔を利かせるためにも。

素手で触ってはいけないような、歴史的にも価値のある品々。

そして小田原の歴史的資産は、北条早雲しかないと思っている無知。箱根には、黒たまごしかないと思っている無知。そんな無知が大切な歴史と文化を、色褪せさせてしまう罪。そんなことを思い浮かべながら、お話を伺う。

本当の意味での「箱根小田原物語」は、ここから始まろうとしている。
そんな企画に参加できる喜びを噛みしめる。