今回の国勢調査から、オンラインを利用したお手軽な方法が採用されているそうな。ネットを利用することで、時間を気にすることなく、安全で管理の行き届いた調査が出来ることが売りだという。が、しかし、本当にそうなのだろうか？ たぶんと言うか、十中八九それは間違っている。なぜならオンライン申告に必要な、所帯ごとに振り分けられたIDやパスワードが記入された封筒が、未開封の状態で我が家のポストに差し込まれていたのだから。
しかも封筒には、ご丁寧に苗字まで書かれている。それがポストから、はみ出す格好で差し込まれていた。これって、誰でもご自由にお持ちください状態でしょ。仮に持って行かなくても、IDとパスワードさえ覗き見れば、後で何処かからその情報を覗くことなんて簡単にできる筈。
こんな配布方法をしておいて、「暗号化通信をはじめとする様々な安全対策を講じている」と言われても、チャンチャラおかしいと言わざるを得ない。その後の情報管理にしても、一事が万事のような気がするのは私だけではない筈。まっ、それでも回答はするけどね。