今のお住まいは築100年の古民家でした

先日、御依頼いただいた「三世代が暮らす家」の、現在のお住まいを訪ねてきました。休日の朝早くから迎えていただき、ありがとうございました。建物は平屋の母屋と、二階建ての離れ。敷地は約200坪と言うところですが、正確な測量はこれから行います。母屋は、たぶん築100年ぐらい経つ建物。天井や床に手を入れた跡がありますが、見えている梁や各建具には良い味が出ています。経年劣化はありますが、捨ててしまうには惜しい物ばかり。なんとか再利用できないかと考えます。

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ガラスが入った四枚引き違い障子は、障子紙を格子で挟み込んで留めるという、少し変わった設えでした。ガラスを挟んでの上下四段の格子全てが、それぞれに開けたり閉めたりできる障子で、凄く手の込んだ細工です。今、これと同じ物を造ったら凄く高額になるはず。他にも程度の良い板戸などもあるが、どれも昔の敷居の上を滑らせるものなので、捻じれやたわみや反りで、開閉が重いのです。

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面白くなってきました!