北庭を愛でる家 □ 築10年のメンテナンス

2006年に完成お引き渡しをした「北庭を愛でる家」が、10年の時を経て、建物の顔となる大きな木製格子を交換することになりました。当初は塗装が剥げた格子や、固定していたビスが緩んでしまった一部の格子だけを交換するという御希望でしたが、それら格子の選り分け作業に手間が掛かることと、どちらにしても全体に足場の設置が必要な事もあり、結局全てを交換することになりました。

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木製格子を固定していた鉄製の枠にも、錆が浮きはじめています。

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まずは既存の格子を、一つずつ丁寧に撤去することから始まります。

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全ての格子を撤去し終えた後、鉄製の枠(フラットバー)の錆を落とし、再塗装します。

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枠の塗装作業を終えると、あらかじめ小口の塗装しておいた格子をビスで固定していきます。

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上下二段に分かれている格子の、上段は既に設置を終え、塗装も終えたところ。下段の格子は、これから塗装を仕上げていきます。

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上下全ての格子の塗装作業を終え、交換作業は終わりました。足場を解体して作業は終了となります。

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格子の足元も、こんなに綺麗になりました。

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室内から見た様子です。格子の黒が綺麗だと、緑も映えるというもの。

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外部の格子の交換作業の他にも、室内に今までは無かった箇所への扉の設置工事なども行い、10年目のメンテナンスは終了となりました。この先、外壁の再塗装なども必要な時期が来ますが、必要な時期に必要な手を掛けてあげると、人の身体も建物も長く健康なままで使っていくことが出来ます。綺麗な仕事を、ありがとうございました。施工は、 株式会社中川工務店 さんでした。