リフォーム現場の外壁に貼る材料は、ガルバリウム鋼板製のサイディング。ただ、普段使っている物とは少し違う製品を貼る。それが(株)タニタ製のZIG。よく使っているがりバリウム鋼板は、山が丸くなっている波型状の物か、あるいは四角くなっているタイプの物だが、これは山形になっている。
陰影から感じられるデザイン性が違うのは勿論だが、従来の品と大きく違う事は、この製品が木造住宅に対して防火構造認定を受けている製品と言うこと。つまり平たく言えば火に強いということ。勿論、下地などを含む構造認定だが、今までならば必要だった外壁側のPBが不要になっているだけでも、現場の労力が大きく減り、その分の費用も抑えられるというメリットがある。なんせPBは一度雨に濡れたら、もうボロボロになって使い物にならない。その対策を施しながら、外壁下地に採用するには、あまりにもリスクが大きかった。でもこれなら大丈夫。
写真の製品はガンメタ色だが、他にも3色の色が用意されており、今後使う機会が増えるかもしれない。
ま、予算を横目で眺めながらの話にはなるのだが。