5日に始まった解体工事が、無事に終えたと報告を受けたので、朝一で現場に行って来た。母屋と離れの二棟あった建物も、大切にされていた庭木も無くなった215坪の土地は、やはり広い。土地が広いことは良いことなのだが、駐車場を含めた庭や外構工事に費用が掛かりそうで、少し怖い。
また一昨日に降った雨が土地を泥のようにし、敷地全体が酷くぬかるんでいる、そして水はけも悪い。うっかりと足を踏み入れたら靴が埋まってしまい、危うく泥の中に倒れ込みそうになった。建物を考えるだけでなく、土地全体の水はけを良くするための改善方法も、一緒に考える必要がありそうだ。
来週は冬至で、一年で一番陽が短く影の長い日。その一週間前の今日でも、陽の当たり具合は、だいたい同じだろう。午前9時の段階で、この陽の当たり具合かと想いながら、ふと建物を想像してみる。伸びた影の原因は、隣家と背の高い数本の樹木のようで、なんとも悩ましい。