栗のテーブル天板が届いた

5年ほど前に完成した住宅の茶の間には、掘り炬燵が設けられていた。当時、炬燵の天板は、家人の仕事関係の方から、御祝いの品として頂戴したものを使用した。その天板も月日が経ち、割れや反りが目立つようになっていたのだが、昨年の暮れ、いよいよ使用が難しくなり、天板を新調することになった。その天板の製作を依頼されていたのだが紆余曲折あり、ようやく届いたのがこの天板だ。 

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栗の5枚継ぎで、1800×950とかなり大きめのサイズ。当初、無垢の一枚板で造ろうと考えていたのだが、このサイズでイメージに合う品が、なかなか見つからなかった。見付けたとしても予算オーバーで、手が出ない。あれこれ悩みながら辿り着いたのが、栗の継ぎ天板。製作していただいた工房と原木の写真を確認しながらの製作依頼で、製作期間約3ヶ月。予算をグッと抑えられたことにも、ホッと胸を撫で下ろしました。二匹の猫ちゃんたちも、お気に召していただけたご様子で、なにより。

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まるで最初からそこにあったかのように、馴染んだ天板。製作のお手伝いをさせていただき感謝です。

製作は岐阜県美濃加茂市にある 福庭家具工房 様でした。ありがとうございました。