数日前、打合せの帰りに少し足を延ばし、山北町でランチをした。食事をしたのは「やまきた・さくらカフェ」。オーナー自らが古い建物を改装してオープンさせたカフェで、平日にも関わらず店内はほぼ満席。私は外のテーブル席で風を感じながら、地元の野菜たっぷりのカレー・セットを頂戴した。レーズンが、ちょっと面白い味を演出する隠し味になっていた。コーヒーも美味しかったし、特別サービス(オーナーの知り合いが一緒だったから)で出してくれたコーヒー・ゼリーと足柄茶も美味。足柄茶コンシェルジュの勉強をされただけあって、とても味わい深いお茶でした。
さくらカフェの名前の由来は、目の前に桜並木があるから。きっと桜の季節は圧巻でしょう。ここで桜を愛でながら、ビール飲むのは楽しそう。
通りの向こうは山北駅。そこにはD52の勇姿がありました。この日は月に一度の運転の日。狭い停車場から出たがっているかのように、前に後ろにと繰り返し動きます。この狭い所だけではなく、いっそ御殿場線の線路を走らせたら良いのに。山北から富士山を望みながら、国府津の駅まで走ららせることは出来ないのだろうか? と、話したら、どうやら線路の幅とか車体の重さとか、いろいろなことがあってそれは無理とのこと。なんか勿体ないね。
老いた機関車がリハビリとして動いているのではなく、まだまだ走れるぞ! と、言っているように見えました。いつか本当に走る姿を見てみたいものです。