最近、道路の真ん中に、こんな絵柄のマンホールを見かけることがよくある。書いてある通りで、消火栓がマンホールの中にある。つまり火事の際にはこの蓋を開け、中にあるバルブにホースを繋いで消火するための物。絵柄が可愛いのだが、誰向けなのだろう? 消火栓の位置は管轄の消防署は全て把握しているので、消防隊員にマンホールを間違えないように配慮しているとは思えないのだが、それもあるのだろうか?
昔の消火栓は、こんな感じだった。この消火栓は道路の脇や歩道との境に設置されている場合が多かったため、路上駐車している車があった場合には、消火栓にホースを繋ぐ妨げになったりしたこともあったようで、今のマンホールの形に改善されたとも聞く。でも個人的には、赤い昔の消火栓の方がなんか好き。絵は書かれていないが、フォルムと言うか造形的には、こっちの方が断然可愛いと思うから。まっ、消えゆく物への感傷かもしれないが。
現場に行った時に、ふと見た消火栓マンホールの話。