『独身者の住まい』竹山聖 著

先週末の土曜日、昨年、住宅の設計をさせていただいたクライアントに、夕食にお招きをいただいた。厚かましくも嬉々として、ワイン片手にお邪魔させていただきました。奥様の手料理に舌鼓を打ちながら、住み心地や御身内・御友人たちからのご感想、まだまだ手を入れたい外構工事への想いなど、いろいろな話に花が咲き、それはそれは楽しい時間でした。話題の一つに、以前お読みになられて、印象深かったとご紹介いただいた本がコチラ。アモルフの竹山聖さんが2002年に上梓された『独身者の住まい』。

竹山さんと言えば「OXY乃木坂」とか「TERRAZZA青山」のような、コンクリート打ち放しの商業施設をはじめ、箱根「強羅花壇」のような、ゴージャスな宿泊施設まで手掛ける建築家。だが住宅のイメージは、それほど強くない。実際には多くの住宅も手掛けられているのだが、どうしても大きな建物に、目が奪われがちなのかもしれない。現在は京都大学の教授先生だったと記憶している。

そんな方の書かれた「独身者」と銘打った本ということもあり、クライアントの強く印象に残った一冊と言うお話もあったので、古書店にて購入してみた。(残念ながら新刊は無いので) 拝読させていただきます。御馳走様でした。

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