無垢フローリングは気を使う

W・BOXは床のフローリングを施工中。材料は杉の無垢板なので、板材の色が赤かったり白かったりする。それを均等に振り分けながら貼っていくので、大工さんは貼る前に、「どこにどれを貼って」と、考えてから貼る。赤いフローリングだけをまとめたり、白い材料だけを集めて貼ってしまうと、完成した時に全体のバランスが、おかしなことになってしまうからだ。色味に大きな変化の無い工業製品の場合ならば、その辺りは気にしなくても良いのだが、やはり無垢材の場合はそうはいかない。もう少しで床貼りを終え、壁のボードに取り掛かる。小さな家なので、仕上がりの形が見えてくるまでは、もう後ほんの少し。

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バルコニーから見える箱根の山と西湘バイパス。海は近いけど、あまり潮風を感じない。直ぐ南側に大きなお寺さんの本堂が建っているからだろうか。

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足場が外れるのも、あと少し。