「W・BOX」の完成引き渡しでした。10時から始まった御引き渡しは、初めに補修や是正か所の履行確認、と言っても、これはほとんど無かったので、直ぐに建物全体の機器類などに関する大まかな使用方法や注意事項のご説明に移ります。
詳細は引き渡し書類に同封した取扱説明書を熟読していただく必要があるのですが、一通りの説明を行います。室内扉や水栓、照明やエアコンと説明は多岐に渡ります。ロールブラインドに付属している、クリップの使用目的や方法までご説明するので時間が掛かります。
その後、建設会社さんの御引き渡し書類や保証書の説明、各種取扱説明書類などのご説明。そして玄関扉の鍵の説明と、工事中に使用していた工事用キーが使えなくなること等をご説明します。建設会社さんの御引き渡しが終えた後に、設計事務所からの書類等の御引き渡しなどを行い、全ての御引き渡し手続きを終えます。この建物の場合はプロパンガスを利用するので、その後にガス屋さんから給湯器やガスコンロの使用説明を受け、その後にガス屋さんとの契約書類にサインをして終了です。ここまでで約2時間を要しました。
説明を受けるために室内のあちこちに移動するので、説明をしていた場所には荷物が置かれたまま。ここに荷物が置かれている理由は、この陽だまりが暖かかったから。この暖かさはこれからずっと、変わらないことでしょう。
玄関に敷かれたスノコは、小さなお子さんのために用意した物。靴の脱ぎ履きに、きっと重宝されると良いのですが。
来年の今頃、一年点検にお伺いいたします。ちなみになぜ一年点検を行うのかと言うと、建物内外に不具合が出るとすれば、それは一年以内に出るから。その不具合を修正すれば、その先、長く問題ない状態で利用できるから。もう一つの理由は、便器や流し台、その他機器類のメーカー保証が、ほとんどの場合が一年だから。その保証期間内に不具合の有無を確認し、問題がある場合には建設会社さんからメーカーへ連絡し、対応をお願い出来る灯ことを考慮して。だから一年半後に点検を行うのではなく、あくまでも完成から一年以内に行うことが望ましいと思っていますが、その辺りに疎い建設会社さんも多いと思うので注意が必要です。
昨年の10月上旬に御連絡を頂いて、約一年掛かりの工事でした。短くも長い時間でしたが、大変お世話になり、そして楽しかったです。また工事に関して大変お世話になった建設会社さんにも感謝致します。竣工写真は近日整理してUPします。ありがとうござました。