原稿書きの一日

世間は連休の真っ最中。どこもかしこも渋滞で大変なことになっているようですが、出掛ける予定の無い私は原稿書きをしています。書いている原稿は建築に関する話で、毎回決められたテーマに沿って書いています。文字数にすれば2000文字にも満たない量ですが、決められた文字数の中で伝えなければならない情報を盛り込むことは意外と難しく、毎回頭を悩ませています。読んで下さった方の中には「あのコラム一本書くのに1~2時間ぐらい?」なんて聞かれる方も居ますが、そんな短い時間で書けるほど優秀ではないので、もう少し時間は掛かります。

また書く前には、その都度予習も必要です。間違った情報を書かないように、最低限の勉強が必要なので。その上で起承転結の構成をイメージし、説明に適した写真を選択して、ようやく書きはじめます。勿論、何度かの推敲も必要です。やっぱり物を書く人は凄いと、あらためて感じます。宜しければ前回のコラムも、ご一読下さい。

『住宅にクールな表情を生み出す、ガルバリウム鋼板とは?』

次回は連休明けに公開の予定です。

コメント

  1. ベティ より:

    お久しぶりです。わかります、わかります。文章をひねり出すということって出てる部分は氷山のてっぺんの部分って感じですもん。私もようやくある女性の自分史の本文が出来上がり、これからデザイナーさんと編集に入るのでちょっと一息ついています。息抜きでオカリナを始めたら、結構上手くなっちゃって驚いてます。ま、それほどしんどかったって事だったんですね。

  2. 御依頼を請けて、他人様の自分史を書くなんて凄いですね。私の場合はあくまでも自分視点ですから、その点では気が楽です。ただ誰かに読んでいただくことを前提として書く場合、ましてそこに報酬が発生する場合には気を使うのが当たり前。私のように素人同然の身としては、専門家の何倍も気を使って当然のことと考えています。だから余計に悩ましい。
    オカリナが上達し過ぎないように、御用心下さい。

  3. ベティ より:

    はい、今度は「オカリナ演奏家」としてデヴューなんてことがないように気をつけますね。
    ところで私は「間取りと家」に興味があって、「あの本の主人公はどんな家に住んでいたんだろう?」と。
    ある日【名作文学にみる「家」】という横島誠司さん作図の本を見つけて、「怪人20面相」の隠れ家や「まだらの紐」の屋敷や「変身」のザムザの家などがあって幸せでした。
    お医者さんのミステリー作家はいらっしゃいますが、建築家のミステリー作家は良く知りません。どうぞ、ぜひ家の謎解きのあるミステリーを書いていただけないでしょうか。ドアを1枚1枚開ける恐怖とか、脳内3Dの映像が浮かび上がるようなミステリーを期待してますが、いかがですか?

  4. 『名作文学に見る「家」』は、二冊とも読みました。とても面白く奥の深い作品でしたね。ところで元建築家あるいは現在も建築家のミステリー作家さんは何人かいらっしゃいますよ。お暇な時にでも探してみては如何でしょう。ちなみに私にそんな才能は無いので無理です。

  5. ベティ より:

    そうですかぁ…残念です。
    アメリカのマット・スカダーみたいな探偵が出てくる翻訳調なクールな文体のミステリーぽい気がしてました。ベティ