14年

14年前、家造りのお手伝いをさせていただいたクライアント様から、修繕に関しての御相談をいただきました。まず、御相談の御連絡を頂いたことに感謝致します。御相談いただいた問題事象は、確かに放置することが出来ない内容のため、原因を推測する資料を探し解決にあたります。

クライアントご夫妻とお話していて、時候の御挨拶ぐらいしか御連絡を差し上げていなかったことを反省しました。家の中の不具合と言うものは意外とある物で、それを誰に、どのタイミングで連絡すれば良いのか。あるいは連絡すること自体、構わないのだろうか?と、悩まれるものです。そのことをもう少し気に掛けるべきだな・・・と。そんなこんなで、原因解明と修繕方法、修繕の依頼者候補の検討に入ります。

空の青さが綺麗でした。

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コメント

  1. しん より:

    家のなかで何らかの建築トラブルがあった際に生活者は目に見える、視認できる範囲でのみ解決しようと拙速な判断をしがちです。家というものは隠れた部分、、、配管、材料、基礎、、、のうえに建っているのだということを改めて認識しました。そして何よりそのことに
    自覚的なのが設計者でありそのアドバイスがどれほど生活者をホッとさせてくれるのか、ということも。
    誠実な設計者はカウンセリングの報酬を固辞し、ではせめてこれだけでも、と手渡したミステリー単行本だけを満面の笑みで受け取り、颯爽と事務所に戻って行きました
    ありがとうございました

  2. しん様、コメントいただき、ありがとうございます。小さな異変が毎日少しずつ表れていると、意外と大きな異変へと変化していることに、気が付かないものなのかもしれませんね。どのタイミングで、誰に、どんな情報を伝えれば、異変を正しく伝えることが出来るのか難しいと思います。資料を探し、原因の究明と解決に当たりますので、少しだけお時間いただけますよう宜しくお願い致します。
    ちなみに、「颯爽と事務所に戻って行った」は、少しカッコ良すぎです(笑)