観に行きたい映画が何本かある。『Fukushima50』も観たいし、来月になれば『コナン』も封切られる。他にも上映が延期されたドキュメンタリー映画もあるが、それはまあいい。
だけど20日から封切られる『三島由紀夫VS東大全共闘』は、どうしても観たいのです。さてこの時期、どうしたものかと悩み中。
それはさておき、相変わらずマスクは手に入りませんね。トイレットペーパーやティッシュは、店にもよりますが、ほぼ通常通りです。アルコールのウェットティッシュだって、少し前に、とある店で山積みされているのを見かけました。400枚入りの詰め替え用でしたが、1300円程だったと思います。御一人様一つ限りの制限はありましたが、山のように積んであったので、かえって買う人が少なかったような気がします。ちなみに私も買いませんでした。私の場合、消毒用のアルコールスプレーは自作しているし、それ以外にも100枚入りのウェットティッシュも持っているので、全然不自由はしていないので。ただマスクが買えませんね。国は大量に生産しているから大丈夫と言っていましたが、ドラッグストアで見かけたことがありません。何処に行っちゃったんでしょう?
もう暫くは、こんな感じなのかもしれませんね。でも慌てず騒がず、冷静にいきましょう。
コメント
70年代安保の前夜、東京郊外の中学生で文学少女だった私は三島由紀夫のお葬式に参列しました。高校生になると大学紛争の波に否応なく巻き込まれ、映画「花様年華」の言葉のように「埃で汚れたガラス越しに見るかのように、過去は見るだけで触ることはできない。見える物はすべて幻のようにぼんやりと・・・」と三島のことを思い出します。この映画を私は本当は見たいのか見たくないのか…そんな心境に揺れ動きます。
文学として傾倒されていのでしょうか? 私は三島さんの作品を数冊しか読んだことがありませんし、市ヶ谷駐屯地でのことはニュースで見た程度の記憶しかありません。勿論、年齢的にも60年代安保なんかは、全然知らない世代です。今は右も左も無いノンポリですが、それでもあの時に何があったのかを知りたいと思います。あの出来事を、あの方を神格化している方には叱られるかもしれませんが、平たく言えばミーハー的な興味です。ただ今観ておかないと、いけないタイミングなのかな? と思ったまで。
決して神格化しているという意味ではなく、時代に翻弄されていた自分を思いだすと…という感じです。
あの時代は三島も全共闘も自分のやり方で日本を良くしたいという真剣な思いがあったと思います。しかし、何十年も経ったのに(少しも日本は良くなっていない)と私たちは少なくとも私は(大人として、何を次の世代のためにやってきたのだろうか)という自責の念が浮かぶからです。
ぜひ見てください。