雑感

関東に季節外れの大雪が降り、花見を含めた無用な外出の自粛要請が出され、「志村うしろ!志村うしろ!」と、もう叫ぶことが出来なくなってしまった月曜日。小田原の駅前では防護服を着た救急隊が、「俺はコロナだ!」と叫ぶ男の保護に出動する騒ぎがあったらしい。

渡航自粛の要請が出ているにも拘らず外国旅行に出掛け、帰国後、体調を崩してコロナ陽性。それを承知の上で卒業式に出て、周囲の人たちに感染を広める女子大生。また別の大学ではコロナ陽性だと承知の上でコンパに出掛けて、同席した人たちへと感染を広げる若者。自分が若かった頃も、こんなにアホだったかと思い出してみる。

うん、かなりアホだった。こんな感じだったと思い出すが、これほど酷くは無かったと記憶と葛藤する。でもかなり近かったかもしれない。じゃあ、この若者たちを批判出来ないなぁ~と、溜息を付く。

東野さんの作品じゃないけど、「あの頃、自分はアホでした」と、彼らも歳を取って思い出すのだろうか。