13日の月曜日、西松建設に続いて清水建設が、緊急事態宣言が発令された都府県内の工事現場約500件の工事を中断させると発表しました。清水建設では40代、50代の計三人が新型コロナに感染し、うち御一人の方が不幸にも亡くなられたということなので、会社としての危機感は他社とは比較にならないと思います。そしてその危機感を今は感じていない他社においても、この先、もし現場作業に従事する方が感染した場合には、同じような判断をされる可能性はゼロではないということです。
これを対岸の火事と見るのか、そうでないのかは難しいところだと思います。実際に、大林組では感染者が出ていますが、発症者が従事する工事現場は九州支店管轄であったことを理由に、緊急事態宣言が出ている七都府県の工事現場は中断しないと、その日の内に発表しています。この判断の是非は私には分かりませんが、少なくとも即日、会社としての考え方を発表する対応の速さには、凄いなって思います。
誰が、いつどこで感染しても不思議ではない状況です。一日一日、用心の上にも御用心下さい。