建築士定期講習会でした

建築士事務所に所属する建築士が、3年に一度受講し、終了考査試験に合格する必要のある建築士定期講習を受講してきた。物凄く眠かった。

午前9時半から始まった講義は午後の4時15分まで続き、4時半から一時間で全40問の終了考査を行う。300頁ほどのテキストを全て読み上げる講義は、慣れていない身には本当に眠くて辛かった。考査の結果は一か月後だが、万一不合格の場合には、合格するまで講義を受け考査を受ける必要がある。まぁほとんどの人が受かる筈だし、受かるように講義してくれているのだからそれは良いのだが、定期講習を受けるたびに「なんで士業の中で建築士だけが、こんなことしなくちゃなんないの?」ってこと。

受講料だけでも12000円、丸一日仕事を休んで講義を受けてる士業て他にある? 社労士・弁護士・行政書士・税理士・測量士・宅建士・中小企業診断士と、士業にも数々ありますが、定期的な受講が義務付けられている士業を私は知らない。ちなみに受講しなかった時の罰則は「戒告または2ヵ月間の業務停止」なんて重たい処分が国交省から言い渡される。なんか不条理。

それとこの時期、狭い教室に一日中座り続けて講義を受けるのは、ちと怖かったです。

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