昨年三月に完成した公民館。古い公民館を解体した跡地を公園として整備中です。その公園と隣接する道路周辺の安全を守るために、防犯カメラの設置工事を行います。この防犯カメラ設置費用の一部を行政に補助してもらうため、各種の手続きを経ての工事です。防犯カメラの設置工事をはじめ、災害時に利用することも可能な、井戸を掘る計画も今年度内に行う予定。ほかにも夏祭りをはじめとした各種行事の際に使用する電源の引き込みや、仮設トイレの設置などを考えています。これらの整備作業は自治会による工事で行政の手によるものではありません。つまり地域防災は地域の手で―――ということ。だから予算も限られており、出来る限りリーズナブルに行いたい。それはイニシャル・コストだけではなく、先々のランニング・コストも考慮しながらの話なので、なかなか大変なのです。
公民館の新築工事の際に、すでに公園側を管理する防犯カメラの設置を考慮しておきました。配管用の穴を開けておき、あとで新しい建物に無駄に穴を開けたりすることを避けるためです。ほかにもモニターの画面数や録画機器の容量や増設対応機種を前提としておきました。こういうことって忘れられがちだけど、あとで全部やり直すことになると、それなりに費用が掛かってしまうので、新築工事の際に対応しておくことは綺麗に工事が出来るという利点の他に、費用を安価に抑えることにも繋がります。
いろいろと騒がしい毎日ですが、そんなことに関係なく空は青いです。