昨日は朝から中古住宅のインスペクション。雨はイヤだ、雨はイヤだ、雨はイヤだと、前の晩に呪文のように唱えていたのに、やっぱり雨だった。建物が大きく、天井や小屋裏点検の数が多かったので、脚立に上ったり下りたりが多くて少しだけ大変でしたが、予定していた作業時間内には無事終了。外部をチェックするときには、霧雨のようになっていたので、存外濡れずに助かりました。
昨年からコロナ禍の影響もあり、小田原・真鶴・湯河原方面へ移住を計画される方からのお問い合わせが増え、そのうちの何人かは中古住宅を購入したいと、ご希望されていました。私への御相談だけでも複数名いらっしゃると言うとは、かなり多くの方が中古住宅を購入しようと考えているのだと思いますが、その方達ってインスペクションしているのでしょうか?
今は売買契約時に、インスペクションの必要性を説明することが義務気付けられているので、説明は受けていると思います。ただ「遣っても遣らなくても同じですよ」というバイアスの掛かった説明を受ければ、「じゃあ遣らなくて結構です」となってしまうと思いますが、遣っておいた方が良いと思いますよ。
住み始めてから何も問題が無ければ良いのですが、なにか問題が生じた際に、「あの時、調査して把握しておけば、こんなことにはならなかったのに……」と、いうことになるのって、凄く残念だと思います。承知していて、準備していいて、その上でことに向き合うのと、何も知らずに不意に対峙するのとでは、対処の仕方や、何よりも精神的に受けるダメージが「月とスッポン」だと思います。たかが数万円の調査費用ですが、この上なく大きな価値がある場合もあるので。
調査した家でお迎えしてくれた羊的な何か。
調査の帰りに食べた「みそ海老バターラーメン」。絶対、カロリーとコレステロール値が高いやつ。