泥はね運転は道交法違反になりますのでご注意を

強い雨が降り続いてますが、河川の氾濫や増水・土砂災害にはくれぐれもご用心下さい。それほど大きな災害の話ではありませんが、雨が降ると稀にあるのが、車が道路に溜まった泥水を跳ね上げ、近くを歩く歩行者に バシャ! と、浴びせ掛けてしまう「泥はね運転」。私も過去に、この被害にあったことがあります。

それほど広くもない道を、そこそこのスピードで走る車が後ろから近付いて来て、私の横を通るまさにその瞬間、溜まっていた水を バシャ! と、全身に浴びせ掛け走って行きました。傘を差してはいましたが、それでも腰から下はずぶ濡れで、「もう今日は仕事に行くのやめて帰ろうかな」と、泣きたい気分になったことがあります。

それに近い光景を、今朝見かけました。水を掛けられていたのは、女性三人連れ。水を掛けた車はオジサンが運転する乗用車。少し離れていたので詳細は分かりませんが、たぶん三人ともスカートはずぶ濡れだったと思います。車は止まることなく、走り去ってしまいました。言っときますけど、それ道交法違反で罰金対象刑ですから。

「泥はね運転」は道路交通法違反 雨の日は細心の注意を <参考記事> 

とは言っても、被害者が立場が弱いことには変わらず、汚れた服のクリーニング代の請求などは難しそうですが。そもそも、罰があるから止めるのではなく、人に迷惑が掛からないように、不快な思いをさせないように配慮するのは人として当たり前のこと。それも交通ルールのマナーと言うことだと思います。運転する私も、事故をしないことは勿論ですが、歩行者に泥水を跳ね上げてしまうようなことにならないよう、細心の注意をもって運転したいと思います。雨の日の大切な話です。

コメント

  1. ベティ より:

    う〜んわかる、わかると読んでいましたら、たまたま目に付いた海野十三の「発明小僧(昭和9)」という掌編に「自動車用ペンキ爆弾」という一文。今も昔もかわらないなとフフフでした。

  2. 今から87年も前に書かれた『発明小僧』の作品ですね。その当時から同じような問題に悩んでいたなんて、驚きです。そしてそれに対処する明快な解決法まで考案されていたなんて! 興味のある方は是非、下記の青空文庫をお読みください。
    青空文庫 『発明小僧』海野十三著
    https://www.aozora.gr.jp/cards/000160/files/43589_17441.html