なんとなく気になること

行儀―礼儀作法の面から見た立ち居振る舞いと、辞書には書かれています。

工事現場においても、「注意義務」とか「常識」と言う程ではなくても、「マナー」と言うか「行儀」が宜しくないなぁ~と、感じてしまう、あくまでも個人的な印象みたいなものがあります。例えば下の写真は、現在工事中の現場の写真。この写真を見ても気にしない人は気にしないでしょうし、現場の関係者が見ても違和感を覚えない人は、まったく気にならないと思います。だからこの状態になっているのですが、それはどの点か分かります?

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私が気になる箇所は、次のページに書きます。

私が気になるのは赤く囲んだ箇所でした。流し台の前に集成材で造った小さなカウンター天板がありますが、ここにはウレタン塗装が施されています。数日前に塗装屋さんが塗ったもので既に乾いています。乾いているからこそ、その上に衛生陶器類の段ボール箱や説明書類が無造作に置かれているのだと思いますが、これが嫌なのです。段ボール箱って、意外と傷を付けたりしませんか? せっかく塗装屋さんが綺麗に塗装したのに、その上に物を置いてしまうことが、あまり好きではないのです。傷が付かないように養生しておいて―と、までは言いませんが、本当は言いたいです。

この状態を見ても誰も何も感じない、造り手側の鈍感さも嫌です。すでに乾いているから大丈夫ですと言われれば、確かにそうなのかもしれませんが、なんとなく「行儀が悪い」って思ってしまうのです。結局は我慢できずに監督に、「物を載せないように」と、お願いしましたけどね。

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コメント

  1. ベティ より:

    6年前施主だった立場からですが、もし施主さんが見たらやはりいい思いはしないと思います。大事な自分のお家です。神は細部に宿ります。一事が万事とも言いますから(どんな仕事してるんだろう?)と不安になりますね。

  2. そうですね。ただ一般の方は気が付かないかもしれませんね。工事中の建物には多くの物や人が出入りするので、どの部位を養生(汚れや傷を付けないように保護すること)し、どの部位を養生しなくても良いのか、あるいは後でクリーニングするから、これでも良いのか? なんてことに関しては質問しにくいと思います。でもそんな雰囲気に飲まれることなく質問してみることが大切ですし、質問できる関係性が大切だと思っています。