連日の猛暑の中、オリンピックはますますの盛り上がりを見せ、熱い競技の数々が繰り広げられています。勝った人にも負けた人にとっても開催が延期されたこの一年は、辛く苦しい時期だったことと思います。開催の是非に至るまでにも紆余曲折合った中で、ようやく開催に漕ぎ付けたのですから、平常時とは少し違う状況での開催だということを自覚して、参加している選手の皆さんも応援する私たちも、そしてそれを取材する各国の取材クルーの皆さん全てが、やって良かったと思える形で幕を閉じられることを願っています。まだまだ競技はこれからですが、そんなことを思いながら観戦しています。
ところで東京都はコロナの感染者数が3000人、神奈川も1000人の大台に乗ってしまいました。重症者の数や医療機関の負担の増加が気になるところですが、その辺りは専門家にお任せするしかなく、ただただ自粛する毎日。なんせ私はまだ一回目のワクチン接種も出来ていないので、余計に静かにしています。
そんな暑く厳しい状況の中ですが、オリンピックが始まってからあまりテレビ等で報道されなくなった熱海市伊豆山の土石流災害現場では、今も1000人規模の態勢で救助・捜索活動が続けられています。28日現在で死者22名、行方者5名と言う状況で、今なお賢明な捜索活動が続いています。
五輪では暑いから試合時間を変更するようにとの要望を受けて、テニスの試合時間が変更になったようですが、行方不明者の捜索活動は涼しい時間だけを選んで行うことが出来ません。東日本や東北地方には激しい雷雨の恐れがあると警報が出ていますが、せめて伊豆山には降らないで欲しいと祈るばかりです。
考えてみれば東京・大阪の大規模ワクチン接種会場は自衛隊の方が頑張り、五輪の開幕時には空自のブルーが激励と開催を祝い、伊豆山では行方不明者の捜索活動に自衛隊の皆さんが尽力されています。感謝しかありません。PCモニターの下に鎮座するのは横須賀で買った「そうりゅう型ボールペン」ですが、勿体ないので使ったことはありません。他にもブルーインパルスのボールペンとかも持っていますが、やっぱり使ったことがありません。こういう物は使った方が良いのでしょうけどね。
コロナ禍・熱中症共にお気を付け、ご自愛ください。
