阪神・淡路大震災から27年ですね。あの日、TVに映し出された悲惨な光景を今でも覚えています。多分、生涯忘れません。
そんな災害の経験から、いち早く危険を知らせるために設けられたのが、携帯を利用したエリアメール。昨日未明に発生したトンガ王国の海底火山の大規模な噴火の影響で、日本にも津波が到達することを知らせるエリアメールが鳴り響きました。おかげでいち早く津波の危険を知り、高台に避難された方も多かったと思います。ただ神奈川県だけはシステム上の不備があり、何度も同じエリアメールが送られました。ちなみに私に届いたエリアメールは10回でした。
危険を知らせるためメールなので音も大きく、何度も繰り返し届くので、その度に怖かったです。深夜だったこともあり、危険はないことを確認して寝付くと鳴る! そして再び寝付くと鳴る! の、繰り返し。さすがに翌日は少し寝不足でした。そのことに憤慨されている神奈川県民も多かったようです。
でも考えてみれば、何もなくて良かったじゃないですか―――と、言ってはダメでしょうか。もし27年前に地震が来ることを知らせるエリアメールがあったら……、なんてタラレバの話をしても仕方ありませんが、多少の寝不足で済んだのなら上出来だと思いたいです。阪神・淡路大震災から27年です。