2月28日

21世紀とは、戦争の無い平和な世界だと信じていたことがありました。ですが21世紀になっても、戦争は無くなりませんでした。ロシアがウクライナに侵攻した24日以降、何度もブログを書いては消し、書いては消しを繰り返しました。考えた末に書くことは止めました。戦争に反対する気持ちは誰もみな同じだと思いますし、そこに異を唱える方はいないと思うので。一日も早い終結と、無駄な血が流れないことを願います。

3月4日から北京でパラリンピックが開催されます。パラリンピックにはロシアではなく、ROCとして選手が参加するのでしょう。中国は何食わぬ顔をして、台湾選手と競うことでしょう。その光景を一体どんな顔をして眺めれば良いのか、今はまだ想像が出来ません。五輪開催中は休戦するという国連決議を無視した状態の今、パラリンピック開催中の裏で戦争が続いている可能性さえあります。

オリンピックとパラリンピックの間に戦争を仕掛け、威嚇し、人が死ぬ。平和の祭典と名付けられた催しが、どこか滑稽にさえ思えてしまいます。ウクライナの悪夢が一日も早く覚め、無駄な血が流れないことを祈ります。ウクライナは日本から遠く離れた国で、自分には関係のない場所で戦争をしていると思いがちですが、ロシアは日本の隣国です。そしてそのロシアの隣国であるウクライナへと侵攻しているのです。地理的には遠い地かもしれませんが、隣国がその隣国へ侵攻していると考えれば、けして他人事ではありません。日本にとって対岸の火事ではなく、明日は我が身だと、もう一度思い出す必要があると思います。