超面白かった! 超凄かった! 超感動した! と、語彙力の無さに呆れながらの書き出しですが、いやー映画って本当にいいもんですね! と、水野晴朗さんみたいな言い方ですが、本当に感動しました。もともとアクション映画は大好きですが、この映画は予想の遥か上を行く感動作でした。まず何が凄いって戦闘機の迫力が凄い。それはカメラワークやサウンド、見たことの無いアングルと様々ありますが、本物の戦闘機に自分も一緒に乗って飛んでいるかのような臨場感に尽きます。
以前、浜松航空自衛隊エアパークで、ブルーインパルスの機内に備え付けられた360度カメラ映像を、3Dで体験できるシュミレーターみたいな物を体験したことがあります。その時は360度を自由自在に眺めることが出来、地上は勿論、前後左右に隊列を組んで飛ぶ各機体の様子までもを自由に見ることが出来、油断していると目が回り酔ってしまいそうになるシュミレーターでしたが、この映画はその臨場感や迫力を軽く超えていました。またストーリーが良い! 上手く出来てる。あの伏線をここで回収するのか、といった展開でお見事。
主人公のマーヴェリックが来ているG-1ジャケットの背中には、アメリカ・台湾と並んで日本の国旗が描かれ、冒頭のシーンで登場するバイクはKAWASAKIとくれば、日本のファンはテンション上がりまくり。またなんで今、F-18ホーネットで出撃するのかも、作品を見れば納得します。そして敵戦闘機が第五世代の、たぶんSU-57フェロンだと思いますが(たしかステルス機だったと思うので、ひょっとしたら違うかも)機体の性能が二世代ぐらい違うので本当ならばまともに戦える相手ではないのですが、そこはパイロットの腕で補うという不可能に近い作戦。これをカッコいいと言わずして、何をカッコいいと言うのか。
同じ映画を二度見に行くことはほとんどありませんが、この映画は絶対にもう一度観に行きます。しかも今度はIMAXか4DXで。さらに行く前には前作の『トップガン』を、もう一度観てから行こうと思います。
最後にアイスマンの渋さに泣き、そして泣きました。あと飛行隊列のフォーメーションから、攻撃態勢のフォーメーションに代わるときのカッコ良さにもシビレます。ジェット燃料が燃える独特のあの匂いを、感じたような気がします。絶対観た方が良い、お薦めの映画。
映画と関係ないけど、入間には行けなかったけど、年末の百里には絶対に行こうと思いました。