小田原の “? の話題” が続きます

安倍前総理を暗殺した犯人は、旧統一教会に深い恨みを持っており、その団体にビデオ・メッセージを送った安倍前総理に対して、報復の意味を込めて暗殺を企てたと話しているそうですね。その報道をきっかけに宗教団体の実態が報道され始めていますが、その団体から今年5月に寄付金を受け取ったのが小田原市の市長さん。この時の様子は市のHPに「心よりの感謝」みたいな感じで掲載されていました。今回、安倍前総理の暗殺事件以降に、この寄付金に関して取材された市長さんは「認定された宗教法人からの寄付であり問題ない」と、コメントを出されています。

確かに問題は無いと思います。ですがそれは暗殺事件の前なら通用する話であって、これだけ騒がれた事件後のコメントとしては如何なものでしょうか。10万円程度の寄付金ならば慎んでお返しして、関係性を疑われないようにすることも、一つの対応としてはありそうな気もします。まして市長さん、選挙の時には自民党さんの推薦で立たれたのですから、「うちのかつての親分を死に至らしめる一因を作ったとしたら、許しちゃおけねえ! こんなはした金は俺のポケットマネーから叩き返してやるわ!」なんて漢気見せたら、支持者が増えると思うのですけどねぇ……。

またこの市長さん、市立病院の建て替え工事に際して、発注する建設会社を決める入札後、そして業者が決定するまでの間という一番大事な時期に、後に落札し工事を依頼することになる建設会社さんの東京本社を訪ねていることが話題になっています。入札委員会の規約には、「如何なる理由があろうとも、業者決定前に発注者と受注者が個別に接触する行為を禁ずる。違反したら審査対象から外す」とまで書かれているのにです。

この件に関しても市長さんは、「小田原市は多くの工事を発注しているので、市立病院とは別の件で会いに行ったので問題ない」と、コメントされています。いやいやいやいや、どの件で会いに行ったとかいう話はしていませんよね。公共工事の落札前に発注者と受注者が、なぜコッソリと会ってはいけないか、言わなくても分かりますよね。そんな疑念を持たれることがダメなんですよ―と言う、最低限のルールの話をしています。

市長さんが「建築のけの字」も知らない方なら、そんなうっかりミスもあるかもしれませんが、大学時代には建築を専攻され、今も都市計画学会に所属されている、いわば建築のプロ+市長という公職にある身ですよね。何がダメで何がダメじゃないかぐらい、人に言われなくても重々承知してますよね? って話です。

そして極め付けは、立憲民主党所属の市会議員・俵鋼太郎先生が、三島市内を走る電車内で下半身を露出し、警察に逮捕されると言う事件が本日ありました。俵先生は認否を保留しているそうですが、警察は犯行の様子を防犯カメラで確認されているそうなので、ま、言い逃れは出来ないと思いますけどね。(でも一応、認否保留中なので"先生"と書いておきます) なんで良い年したオジサンが、選りにも拠ってそんな下ネタの犯罪するのかな。この議員先生にもご家族がいらっしゃるでしょうし、奥さんや娘さんだって居るかもしれないのに、こんな品性下劣な行為を行うのか意味が分かりません。マジで溜息しか出ません。

どうしてこうも新聞ネタになるようなことが、続くのでしょう。どうせ新聞に取り上げられるなら、もっと良い話題、善行でお願いしますよ。なんか市民として恥ずかしいです……。