昨日は防災の日

昨日9月1日は「防災の日」でした。関東大震災から99年が経ったのですね。災害には地震だけでなく台風もありますが、今、沖縄の西から大型の台風が日本に向かってきていますが、これにも用心が必要です。台風への用心と言えば水害と風害に対して。とくに風で物が飛来し、窓ガラスを割ったり、壁に穴を開けることは意外と怖いものです。最近の家には雨戸の無い家が多いので、風に対する対策を取ることが出来ないので怖いですよね。雨戸の無い大きな窓の場合は、少し厚手のカーテンを吊るすか、レースと遮光の二枚のカーテンを吊るし、それを床にしっかりと固定する。あるいはカーテンの前に重い物を載せておくと良いそうです。万一、窓ガラスが割れても、ガラス片が室内に飛び散ることを、少しでも防いでくれることを狙っているのでしょう。ま、それだけで安心とは言えませんが、何もやらないよりはマシと言うもの。

ちなみに「耐震性の高い家を造って下さい」と、言われる方はたくさんいますが、「耐風性に優れた家を造って下さい」と、言われたことは一度もありません。でも家の強さを考える構造計算を行う際には、地震よりも風に対して、より配慮した強さを考えます。なぜって地震が家に与える影響より、風が与える影響の方が強いから。

地震のエネルギーが家に与える影響って、比較的に短い時間なのに対して、風は長い時間影響を与えます。一晩中、強風で家が煽られることはありますが、一晩中、地震で家が揺れ続けることは無いと言えばイメージできるでしょうか。どちらのエネルギーが強い弱いと言うことではなく。地震だけではなく風(台風)も怖いのですよ、ということが、ご理解いただければ良いのですが。

防災の日ぐらい、家族で防災をテーマに話し合うことも必要ですね。ちなみに我が家には消火器がありません。買って来なきゃって思いながら、なぜか忘れてしまいます。週末、絶対に買ってきます。

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