クリスマスも節電が大切

クリスマスイヴです。最近はあまり見かけることが無くなりましたが、家の外部を電飾で飾り付け、クリスマス気分を盛り上げてくれる家が、以前はたくさんありました。電飾などの装飾品を購入する費用も然ることながら、電気代もさぞ掛かることだろう、なんて思いながらその光景を眺めたものです。今は電気代を食わないLED電球もあるので、きっと今の方が電気代を節約しながら飾り付けが出来ると思うのですが、そもそも電気代自体がお高いから、そんなに簡単な話ではないのでしょうね。

さて電気代が高いと言われていますが、実際にはどのぐらい高いのかを自分の家で調べてみました。今年11月分の電気代と、一年前の11月の電気代を比べたところ、今年の11月の方が約1000円高かったです。ただし使用した電気量は、今年の方が約17%少なかったです。

これは節電を心掛けた結果、去年より電気の使用量を減らしたのに、電気料金は多く支払っていると言うことです。なんですか、この結果? ちなみに12月の使用量と電気代を前年同月比で比べてみましたが、やはり使用量は減っているのに電気代は高いという結果でした。

また私の家には太陽光などの設備がないため、電気代に「再エネ発電促進賦課金」なる項目が計上されており、電力会社が買取に要した費用の一部を負担させられています。たぶん私の家だけではなく、皆さんの家庭でも同じような状況かと思います。これじゃあ電飾で家を飾り付ける気も失せちゃいますよね……。

先日、東京都は住宅の屋根に太陽光パネルを設置させる条例を可決させましたが、設置していない家は、その費用の一部をさらに上乗せされるのではありませんか? また将来のパネルの廃棄処理方法や廃棄場所問題も未解決のまま、取り合ず今のうちにやっとけよ、将来のことなんか知らないよ、という話なのでしょうかね。そもそもその太陽光パネルって、何処産で、誰が作っている物なのでしょうか? ま、条例作るだけの人には関係ない話なのかもしれませんが、売電代金を負担しているのは、私のような国民なのですけどね……。

ま、今夜はそんな憂鬱な話は忘れて、どちら様もメリー・クリスマス。

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