倍率12.6倍の難関を潜り抜け、めでたく当選しました。当選したのは天皇誕生日に宮殿東庭で催される一般参賀です。以前、新年の一般参賀に行った時にはコロナ禍なども流行しておらず、誰でも行けたので、それはそれは凄い数の人が居ました。外国人やバスで来るツアー客も大勢いて、荷物検査やボディチェックにかなりの時間が掛かったことを覚えています。また地下鉄を利用して霞ヶ関駅から皇居に向かったせいか、日の丸の旗を貰うこともなく、記帳所で名前を書くことも適わず、それが本当に残念で心残りでした。
ですが時が流れ時代が令和となり、今生天皇が即位されます。偶然にも天皇陛下と生年月日が同じことから、自分の誕生日が「天皇誕生日」として国民の祝日となった今、一度で良いので天皇誕生日に皇居に伺い、お誕生日のお慶びを申し上げたいと思っていました。ですがこのコロナ禍が流行し、それも適わなかったここ数年でしたが、今年ようやく参賀が催され、12.6倍という高い倍率を潜り抜け、ありがたくも皇居に伺うことが適います。ちなみに参賀希望者と倍率は以下の通りです。
申込件数及び申込人数 33,985件 61,031人
当選件数及び当選者数 2,690件 4,826人
いやー、なんとも楽しみでしかないです。たぶん声を出しての万歳三唱は出来ないと思いますが、それでも自分の誕生日にお目通りが適うとは、なんとも嬉しい限り。今年は良い誕生日を迎えられそうです。
コメント
ご当選おめでとうございます。卯年は創造と成長の年です。今年は春から縁起がいいわいですね。天皇陛下と生年月日が同じとのこと、最近沢木耕太郎さんの「天路の旅人」という長編を読み終えました。ノンフィクションで主人公は戦争中密偵として中国奥地に潜入した旅人ですが、やはり天皇の存在は日本人の心の拠りどころとしてあるのを感じました。
本当は新年の一般参賀に申し込んでいたのですが、そちらは選から漏れました。なのでもう一度と思い申し込み、狭き門を掻い潜らせていただきました。
以前、皇居に行った時には興味本位でした。一度ぐらいは皇居に行き、両陛下の御姿が見られたら良い程度だったのですが、いざ宮殿に入り大勢の人たちが一斉に声を揃えて万歳三唱をすると、なんとなく妙な緊張感が走るから不思議です。で、今生天皇とは誕生日が同じなので、どうしても皇居に行きたくなったというわけです。