城山の家は外構工事打ち合わせ。駐車場の舗装材料やデザイン・門扉や宅配ボックスといった具合に、決めなければならない物は様々あります。初めに決めておいた物でも、時間が経ち新しい物を見つければ、そちらに変更できるものならば変更したいと思うのは人情ですからね。打ち合わせの合間に、室内の様子を確認中。キッチンの収納量は、かなり多いと思います。キッチンの裏にはパントリーも設けられています。
アクセントにモザイクタイルを張った家電製品置き場。家電を置くと全部は見えなくなりますが、それでもアクセントとして施されています。
床面に置くように設置されている形状ではなく、背面の壁から跳ね出すような形をした便器。床に接していないので掃除がし易く衛生的。便器の下に照明も施されているので、深夜、トイレな起きた際でも、煌々とした灯りで目を覚ましてしまうことなく、ぼんやりとした灯りの元で利用し、またベッドに戻り眠ることが出来そうですね。ちなみにトイレの照明自体がセンサーで点灯する器具を選定しているので、照明に関してはとても楽です。
洗面台は二人が同時に利用できる物を選んでいます。鏡の下に間接照明が施されていますが、その照明器具の色も電球色と昼白色の二色を、切り替えることが可能です。これらはすべて造作(家具屋さんに造って貰う物)で設計していましたが、途中で変更されて今の形になりました。でもやはりメーカーさんの物は、キレイに使いやすく考えられていますね。
既製品を使うことを避けていた時代もありましたが、今は使える時には上手に使えばよいと思っています。予算もあればデザインの好みもあるし、使い勝手やメンテナンスのし易さなども考える必要があります。造り手側の好みだけを押し付けるような形になってはいけないし、施主だからと言って設計者・施工者の提案や考え方も聞かずに、独断で進めることもお勧めしません。そのための専門家なのですから、話し合うことが大切だと思います。そのうえで、その家の最善を考えたいと思っています。