事務所の玄関わきに飾っておいた「幸福の木」が弱ってしまったので、思い切ってすべての葉を切り落とし、幹の部分約10cmだけを小さな鉢に植え変えたのが4月のこと。ダメもとで植え替えたので、新しい芽が出なくても仕方ないとは思いつつも、それなりに大切にお世話をしていた。で、昨日ふと見ると、なんとなく鉢の左端に違和感が……。
なんと、こんなところに新芽を見つけた。これって根から芽が出てきたってことなのか? この先、どうなるのか楽しみ。てっきり幹の何処かから芽が出るものと予想していたのに、あっさりと裏切られた。
ちなみにこっちは、植え替え前に葉先の青々した部分を少しだけ切り取り、それを水の入ったコップに浸けておいたもの。切り口から髭のような根が5cmほど伸びたので、鉢に植えてみた。新しく大きな葉が三枚伸びていることが分かります。こっちもまだまだ生きていますし、これから成長してくれることを期待しています。ちなみに葉先が切れているのは、水に浸ける時に葉に養分を行かせないようするためのもので、けして虐待しているわけではありません。
小さな幸福の話です。
コメント
もうダメかなと思っていた植物が息を吹き返してくれるとこちらまで嬉しくなりますね。それも幸福の木、30周年の節目の年、いいことたくさんありますように!!
枯れかけている植物が再生するのは、見ているこちらも嬉しいです。そうさせた原因は自分だと、後ろめたく感じているからなのかもしれませんが、命あるものが蘇ってくれる様子に救われます。良いことがたくさん無くても良いので、辛いことが出来るだけ少ないことを願っています。