「屋根の瓦がずれている。このままでは雨漏りするから修理したほうが良い」などと嘘の説明を行い、必要のない工事をして法外な修理費用を騙し取ると言う事件が起きたそうな。逮捕された犯人グループは、神奈川県小田原市在住の7人。被害件数は100軒以上にも及ぶとのこと。
こういう詐欺は本当に止めてほしい。必要のない工事を行い騙すことは勿論悪いが、それ以上にリフォーム工事業者は危ないといった、負のイメージを持たれてしまうことが怖い。また必要の無い工事を行うことで、建物にダメージを与えてしまい、結果的に建物の寿命を短くすることだって有り得ます。
本当に修繕が必要ならば、正しく説明することで、その必要性はご理解いただけると思うのです。家を大切に長く保っていくためには、リフォーム工事は絶対に必要です。そしてそんな仕事を地味ながらも確実に行ってくれる専門職の職人さんもまた、大切な人材なのです。詐欺でリフォーム工事=怪しい輩と、マイナスのイメージが付くことも避けたいし、それが原因で家に必要な修繕工事が遅れてしまうことも避けたいです。
もし営業に来たリフォーム会社に不信感を覚えたときには、一度電話で相談してみることも必要です。下記は公益財団法人 住宅リフォーム・紛争紛争処理支援センターの相談窓口です。
もし電話で他者に相談することを否定されたら、それ十中八九、詐欺だと思って間違いないですから。