ミステリー記念日

今日はミステリの生みの親ともいえるエドガ・アラン・ポーの命日にちなんで『ミステリー記念日』と、呼ばれているそうです。ということでミステリを出版する出版社や、ゲームソフト会社さんなどは、各種のイベントや情報発信を行っているとかいないとか。ネットに疎い私としては、あまりよく知りませんが、でもふだんミステリに触れる機会が無い方は、記念日にちなんで短編のミステリでも読まれてみては如何でしょう。青空文庫にも、無料で読める名作の数々があるので、ご一読ください。私のお薦めは……、ありすぎて書けませんが、とにかく短い小説ならば8頁にも満たない作品もありますし、ポーやドイルをはじめ、日本の著名な作家・作品も多数掲載されています。

私が初め読んだミステリは、ポプラ文庫の明智小五郎の少年探偵団シリーズです。当時の小学校の図書室には、シリーズが全巻揃っていました。その本の裏表紙に貸出カードなる物が挟まれていて、それに借りた人の名前と日付を書くことで、本を借りることが出来ました。シリーズは勿論ですが、ルパンシリーズも有ったので、全部の本の貸出カードに名前を書くことが楽しくて、片っ端から借りて読んでいたのが始まりです。今もポプラ文庫は学校の図書室には有るのでしょうか。本との出会いの場として、学校の図書室は私にとっては大切な場所でした。あれから数十年経ちますが、今もミステリは読んでいます。

ま、本に限らず誰かに言われて嫌々始めることって、なかなか難しいですよね。でも食わず嫌いってこともありますし、まずは騙されたと思って試しに本屋さんで一冊買ってみるのも、ありかもしれません。出会いって、そんなものです。

ぜんぜん関係ないけど、本日石川県小松基地の航空祭です。LIVE配信やってないかな、観たいなぁ。

コメント

  1. ベティ より:

    ミステリー記念日なんてあるんですね。やはりミステリーの存在は大きいと認められているようで、うれしいです。
    色々なミステリーを手に取りたいと思うのですが、ひとりの作家を重点的に読むタイプなので、多くの作家を体験していませんが、書評が(知らない作家を読んでみたいな)と思わせるきっかけになることがあるので、書評には目を通しています。なのでこちらのブログも参考にさせていただいてます。いつも、ありがとうございます。
    パソコンの画面越しに読む小説は映像すらなかなか浮かんでこないように思えるのに、紙媒体の本はサクサクと頭に染み行っていくような感じを覚えるのはなんなんでしょうか、いつも不思議です。本の装丁をジックリ見るのも好きです。

  2. ミステリー記念日なんて、なんか面白いですね。サラダ記念日を思い出してしまいます。ミステリは書店で買いたいと思っています。理由は購入動機が作家名・タイトル・ジャケットとボリュームあたりから選びたいと思っているから。ネットで話題になっている本は、ネットで購入してしまいますが、フラフラっと立ち寄った書店で、偶然手にする本が好きなのです。デジタルで本も読みますが、やっぱり基本は紙が好きです。