今年最後に購入した本、三冊。ミステリはともかく、立原道造の詩集は衝動買い。『文豪ストレイドッグス』のコラボ作品らしいが、良いとこ突いてくるなぁ~と、感心しながらの購入。年の瀬に、冷酒呑みながら立原道造と旅に出られるのは、なんとも魅力的なのです。できればツマミは炙ったイカが良いなぁ。
8月に建築を終え、10月に外構工事を終えた「塚原の家」ですが、その後の様子を伺ったところ、朝、室内温度が20度を下回っていたことは、たったの一回だけ。それも19度だったとのこと。きっとエアコンをガンガン点けていたのかと思いきや、さほど点けていなかったらしい。その証拠にオール電化仕様なのに月の電気代が14000円を下回り、助かっていると話されていた。太陽光パネルも載せていないのに、この効果は素晴らしい。家の断熱工事は大切なのですね。快適に過ごされていて何よりです。
店舗の工事をお手伝いさせていただいた湯河原町の「荒井商店」様。完成後に行けていなくて、本当に申し訳ありません。オープン直後に長蛇の列が出来ていると伺い、その後も連日予約が取れないことも聞いていたので、遠慮しているうちに行きそびれてしまいました。有名なフリー・マガジン『海の近く』の表紙にも掲載されていて、益々盛況とのこと。おめでたいことなのに、不義理者でゴメンナサイ。年明けには、夜の予約は取れなくてもランチに空きがあれば是非、伺いますので。ちなみにこのお店、新橋に有った時にはミシュランのビブグルマン賞を受賞していた凄い店なのです。様々なメディアにも多数登場している店ですので、どうぞお立ち寄りください。
「塚原の家」でも利用した「子供エコ補助金」が、来年は「子育てエコホーム支援事業」と名称を変え、引き続き行われることが発表された。「子供エコ補助金」と違う点は、長期優良住宅仕様の住宅で100万円、ZEH仕様の住宅で80万円の補助金が受けられること。来年からは省エネ基準が変わるため、ZEH仕様とすることは、そう難しくないとも思える。ま、融資を受けた際の優遇税制を受けない方にとっては、あまり関係ない話だが。家を建てる際の基準や注意すべきポイント、そして建設コストの上昇は大いに悩ましいが、だからと言って数年待てば価格が下がるとも思えない。気にすべき点が風通しや陽の入り方、窓からの景色や家族の気配でなくなるとは思わないが、それらに足し算するように増えていくのかもしれないとは感じている。難しいのか、逆にシンプルなのかは捉え方の問題ですね。ただ一つ言えることは、一緒に家を造るパートナーとのコミュニケーションは、今まで以上に大切だと思うし、信頼・協力し合うことで乗り越えていかなければならないとも思っている。そういう人の家造りを、来年も大切にしていきたい。
今年は本当にたくさんの良いことと、悲しい出来事がありました。悲しくて残念で悔しくて辛かったですが、それでも腹は減るし、明日も生きていかなければなりません。そして社会人として仕事に勤しみます。今年一年、お世話になりました。来年もどうぞ宜しくお願いいたします。
どうぞ皆様、良い年をお迎えください。