アラン・ドロンと言えば「太陽がいっぱい」を、思い出される方も多いと思いますが、私の中では圧倒的に「レッド・サン」です。西部劇ブームの真っ最中の映画で、三船敏郎とチャールズ・ブロンソン・そしてアラン・ドロンの三人が、盗まれた刀を取り戻そうとする映画でした。
武士道ど真ん中の侍・三船敏郎と、それを助ける良い者で男臭さ全開のブロンソン。そして盗賊から刀を取り戻したら、それを横取りしようと目論む男の色気ムンムンのアラン・ドロン。たぶん10歳頃に観た映画だったと思いますが、三者三様のカッコ良さがありました。それから何年かした後に観た映画で「ブーメランのように」も、カッコ良かったな。
また声優の田中敦子さんは草薙少佐も印象的でしたが、呪術廻戦の花御役を演じられていことも印象的でした。
御二方の訃報に触れ、ふと思い出しました。寂しくもあり懐かしくもあり泡沫でもあり。