外観パースを作成して貰う。建物の形は模型やスケッチなどで理解して貰えるように努めますが、色に関しては、なかなかイメージが伝わりません。素材のサンプルやカタログを見ていただたいて、それらを頭の中で組み合わせて完成形を想像することは、そう簡単に出来ることではありません。ですから少しでもイメージしやすくするために、こういう物も必要なのです。
で、作成していただいた二枚のパース、これで外観色の打ち合わせを行いました。お打ち合わせの上に決定した色は、当初から相談して色でもなければ、このパースの色でもありませんでした。やはり、こうしたツールを見ながら、彼是と考える作業は大切です。
ちなみに下の二枚は、基本的には同じ色、同じ素材ですが、一か所だけ違うところがあります。それは軒裏と呼ばれる屋根の裏側の色。私が迷っていたのはそこだったので、二種類作成していただいたと言う話。
たかが軒裏ですが、されど軒裏です。
考えることは大切なのです。