工事中の家に採用するフローリングの塗装見本。無塗装品に着色する場合、どんな色にもどんな艶にも仕上げることが出来ます。(費用を考えなければ)ですが質感や室内の色・デザイン・他の装飾品との兼ね合いを考慮すれば、おのずと色合いは決まって来るもの。個性を主張したいと考え、とんでもない色やデザインの家具を設えるのは、かえってセンスの無さを露呈してしまうので、止めた方が良いと思います。
また無垢フローリングを採用する方が増えていますが、ひとくちに「無垢」と言っても、ピンからキリまであります。無垢ならば何でも良いと考える方はそれで構いませんが、家族構成や生活習慣、お持ちの家具等によっては、不適当な「無垢」を選ばれるかもしれません。
自分の嗜好をしっかりと理解するか、適切なアドバイスをくれる建築家さんと一緒に考えることが大切です……と、私は思っています。